2025年6月マカオ遠征 | バカラ打つならやっぱりマカオ！最終話

2025-06-182025-07-20

この回はマカオ遠征のバカラ編になます。

2025年6月のマカオ遠征、前編と中編は下記のリンクから読めます。

前編はコチラから

中編はコチラから

バンカーの6から3枚目引きたくないですよ！

本日までの収支

専用ルーム ＋2万HKD
スロット −8000HKD
平場バカラ ＋3000HKD

収支は＋1万5000HKDで残り時間は15時間。

ショボい勝ちだが円にすると約27万円。吉野家の牛丼並盛が540杯も食べられる！

去年のマカオ遠征で最終日に、チョイ浮きから資金半壊になったのを思い出すと、利益を確定ヤメも有り。

今回は勝てそうな気がするので続行である。

専用ルームを覗くとマレー系の夫妻と、前日からいる韓国の2人組がゲームをしている。

韓国人の小太り＆メガネの2人組だが、メガネの張りが厚い。

邪魔をしない様、空いている卓をオープンし1人でゲームを進める。

とあるゲームでバンカーにBETして絵＋6で6点

プレイヤーは3から3枚目で7を引いて合計0

愁傷様！と思ったらディーラーがバンカーに3枚目のカードを配る。

あぁ……バンカー6条件だ

負けが無いから気楽よ！

絞らずにカードを卓にエイ！と叩きつける。

なんと4を引いてタイｗ

圧倒的に有利な状況からプレイヤーのゼロを叩けないｗ

この後、1000〜5000HKDのBETは取るが、1万＄にBETアップすると全然当たらない！

勝ち越しているのに、賭金の上げ下げがダメで負けるパターン。

タイミングが少しズレているだけか？ベットアップして1万HKDで追うと当たらない。

2‐5‐10とダブルアップが成功の次に

10‐10‐10と置いて3連敗。

2万HKDから一気に−5万HKDに転落してしまった。

一旦席を立つべきか悩むが勝率は5割以上と良いのでそのまま続行！

1日の負け上限を超えたが

最終日なので「半チギリ」か、手前まで勝負！

撤退まであと7万HKD弱は打てる計算。

だけど、イラついてる状態でココから5万HKD吹き飛んだら、抑えられず全部行ってしまうかも知れない。

しばらくルックするとBB–PP‐BB–P

🔴🔵🔴🔵
🔴🔵🔴

ここはプレイヤーで勝負なんじゃないか？

1発5万HKD賭けて勝てばチャラ！

11年前の君は強かった

今回、サンズのカードを再発行したら、11年前に撮影した画像がカードの裏面に印刷されていた。

仕事もせずにパチンコ屋に開店前から並んでいそうな感じであるw我ながら酷い姿を撮影されたモノだw

少しおじさんの昔話をします。。

2016年くらいまでは、カジノはラスベガス、シンガポール、マカオメインでプレイしていた。

バクチはバカラ1本。バンカーにしか賭けてなかったが、めちゃくちゃ勝っていた。

本気でバカラで生計立てようと思ったくらいw

ルックせず、ほぼ毎ゲーム賭けるのでフラットBETだと勝てない。なので賭け金に濃淡をつける。

「ここ！」と思ったらドカンーンと置く！

ミニマムUS100＄に対して30〜100倍の幅で賭けていたが50倍が多かったと思う。

この勝負BETの勝率はやたら高かった！

根拠は無いのですが、ハズレる気も負ける気がしなかったｗ

単に上振れていたのかもしれない。でも、今と決定的に違う事がある。

賭ける時に絶対にバンカー！と信じ抜いて賭けてた。

「ハズレたらどうしよう」
「次でツラが切れたらどうしよ」

怖い！不安！畏れ！そんな気持ちは皆無だった

手が縮こまる事なんて無かったし、毎回バンカーに賭けるので、次の手を悩まなかったのも勝因だったのかも知れない。

当時は酒を飲みながら打ってたのもあるが、バカラはとにかく精神的消耗が激しくて1日2シューくらい打ったら披露困憊でヤメていた。

長くダラダラ打たなかったのだ。

古いi-phone撮影した11年前のリスボアがエモい。

その後2−3年ブランクを経て2019年からPB打ちに戻ったと思う。

自分の中で何かが変わったのは、2022年オカダマニラでオールインしてパンクしてから。

この出来事以降、勝負BETや、ツラを追う時に、負のイメージが先行する様になった。

パンクが完璧にトラウマなのである。

最近は一時よりマシになったが、未だ完全に払拭が出来ないでいる。

有りカネ全部を溶かすパンクはしなくなったが、その分、勝ちの天井が低くなった。

以前はパンクもしたが、それ以上に大きく勝てたからトータル浮いていた。

マニラでオカマになってから長時間ズルズル打つようになってしまった。

長く打ってツラが出るのを待つが、ツラが出る頃には負けが深くなっていて大きく行けないｗ

バカラは太く！ 短く！命懸け！で打つモノ！

細く！ 長く！楽しんで打ったらダメだと思う。

11年前と比べてバカラに関しては180度変わってしまったｗ

逡巡を振り切った先には

ココ3年間で、オカダマニラとパラダイスシティで、やられ過ぎたせいなのか？

今は金銭的な負けより先に気持ちが負けてしまっている。

ここはマカオだ！マニラでも韓国でもない！

勝負するなら今！ここ！と自分に言い聞かせる！

バカラは気合なのだ！

逡巡を振り切って気合を入れ、プレイヤーの枠に思い切っりチップを叩きつけた！その額

5000HKDｗｗ　

いやー我ながらホント情けないｗ

決まり手は忘れたが、プレイヤーがあっさりと勝利した。

このカマ野郎が！！！

でも5000HKD戻ってきたし……まだリハビリが必要であるｗ

去年打った同じ卓でミラクルが起こる！

BB-PP‐BB–PP

🔴🔵🔴🔵
🔴🔵🔴🔵

こう来たら次の手はバンカーでしょ！ルーレットを打っていたマレー系も罫線を見て卓に出張してくる

勝ち分をダブルアップしてバンカーに1万HKDをBET！

最初の2枚はそれぞれ

プレイヤー合計1
バンカー合計2

バンカーは1点勝っているが、目くそ鼻くその対決で似たようなもんだｗ

勝負は3枚目に持ち越しとなった。

プレイヤーの3枚目を先にオープンさせると絵札。

プレイヤーは1で確定。

確率的にはバンカーが圧倒的優勢となった。

勝ちは1〜7＆10〜13の合計11枚

9で引き分け。8で負け。

バンカーの3枚目は絞らずに卓に叩きつける。

13分の1の8を引かなければ良いのだ！！気楽なモンよ！

現れたのは8！
クローバーの8！

さっきの6条件のタイも酷いが、同じシューで2度も13分の1のカードを引くかよ！

しかもこの負け方、去年この卓で起きたのと全く一緒！完全再現されて嫌な記憶が蘇って来た。

 

ツイてない！ これ以上やっても負けるだけ。

チップをチェンジせずに鷲掴みにして席を離れる。

勢い良くスパッと立ち上がれたのは良いが、負けを取り戻したい！

奥様は冷静！確かに、このまま打っても負債を増やすだけ！

チップをカバンの中に雑に突っ込み隣のスロットエリアに逃げる様に移動する。

スロットコーナーで頭を冷やす

Kenさんがスロットコーナーにやって来た。

 

スロットを打ちながらカネ勘定をする。

先の負けは7.5万HKDだが＋2万HKDから負けているのでタチが悪い。

円換算で140万円弱の負け。実質的最終日にイタイ金額を負けてる。

スロットの方はボーナスも引けず、あっという間にノマれて1000HKDおかわり。

確率は0じゃないがスロットで一撃140万円出すのは難しいだろう。

これはバカラで壊れない為。気を紛らわす為だと言い聞かす。

ゲーム数を数えて心を落ち着かせるが、台の表示数と自分のカウントが全く合わないｗ

負けて頭に血が上がると元々高くない知能が更に低下。

小学生でも出来る「数を数える」という事すら出来なくなってしまうのだ。

こんな状態で重要な決断が出来る訳がないし、勝負の判断も間違えて負けるだろう。

ボーナスを挟んだりして打ち続けて、少し気分が落ち着いてきた。

この2000HKDを入れて今回マカオでのスロットの負けの合計が1万HKDとなる。

気分転換の遊びカネとしては少し多い気もするが、この2000HKDは、落ち着きを取り戻すための必要経費と割り切る。

思わぬ場所で日韓戦が始まる

気分も落ちついて来たので専用ルームに戻り空いている卓をオープンさせる。

暫くフリーで回していたら、斜め前の卓から韓国人2人組がやって来た。2人とも旗色が悪そうで随分とチップを減らしている様子。

シューの初手はプレイヤーにBETして韓国人2人もサイドが一致した。

プレイヤー5から3枚目で3サイドを引いて負け。絞りは韓国人が譲ってくれて自分だったが申し訳ない気持ちになる。

「アイゴー」と言いながら韓国人の1人は他の卓へ。もうひとりのメガネの方は残る。

1勝3敗で負債がさらに増える。

3枚−5枚とマーチン気味に負けた次の手バンカーに1万HKDをBET！

韓国人はプレイヤーに残り3.5万HKDオールイン！

謎の日韓戦がはじまるｗ

カードが配られる前に自分の残りチップを確認すると残りは13枚。

「ここで負けると焼け野原になりそう……」心臓がドクンと強く鼓動した

また負けをイメージしてしまった。

「打つ前に負けること考えるバカいるかよ！」

11年前の自分はカード絞る前から負けることなんて考えなかったぞ！

自分で気持ちを奮い立たせる。

プレイヤーの韓国人は絵＋2で合計2。

オールインで勝負で合計2はちっと厳しい。

バンカーに配られた2枚のカードを重ね、両手を重ねて置いて一呼吸して覚悟を決める。

負けたく無い！負けるモノか！いや、勝つんだ！

縦からカードを絞るとアシ＋ツノの組み合わせ。

2サイドを祈りカードを横向きから絞ると現れたのは

3サイド！激熱展開！！

ナチュラル or 0,1天国と地獄だ。

下から確認すると1個消えて8は無くなり、最悪な0か1確定は回避した！

もう1つ消えればナチュラルで勝利確定！

ゆっくり慎重に祈りを込めて絞る。が、すぐにマークが現れてこのカードは7。

バンカーは9 or 10だ

息を吸い込んで気持ちを整え、意を決しもう1枚を絞りだす。

指先とカードに全神経を集中させて少しずつ、1ミリ1ミリ時を刻む様に絞る。

「2だ！絶対に2！」

「影なんて出るな！出るもんか！」

希望が確信に変わった瞬間、一気にカードを捲り上げる。

真ん中に影は出ず、現れた数字は2だ！

突然始まった日韓戦はナチュラル9で勝利した。

カードを見た瞬間、韓国人は落胆もせず、静かに立ち上がって専用ルームを後にした。

勝ったと感情を表に出さず、空気の様に振る舞う。それがせめてもの礼儀だった。

彼に何か恨みがあった訳じゃない、彼も必死だったし、自分も負ける訳にはいかなかった。

たまたま居合わせ、たまたま信じるサイドが分かれ、たまたま勝負所が重なっただけ。

バカラの鬼畜さが垣間見えた1手であった。

勝負所がやって来た

日韓対決の勝利から5連勝して

🔴🔵🔴
🔴🔵🔴

罫線はバンカーとプレイヤーが交互に2回ずつ。

プレイヤーに2万HKD賭ける

バンカーを先にオープンすると絵＋絵＝0。

一呼吸入れてプレイヤーのカードを絞る。

ハウスは0だが、何が起こるか分からないので1発で仕留めたい！

カードを絞ると絵とツノ2点or3点だ。

1点でも高くしたいと気持ちから普段絶対に絞らないカードを絞る！

真ん中は抜けプレイヤーは2点。

勝負は3枚目に持ち越し。

まず先にバンカーの3枚目をオープンさせる！

ディーラーがシューからカードを引き抜き表にするタイミングで。

ピクチャー！と自然に声が出た！

カードが返る瞬間、黒の4列が目に入り一瞬クラッと卒倒しそうになった。

「ここで引くのかよ！」

恐怖のあまり一瞬9に見えてしまったが、カードの真ん中にはマークが2で、先にバンカーの0が確定。

負け無しである！

ココで油断したり気を抜くと何故か1/13の確率の8を持って来るのがバカラ。

短時間で既に2度も1/13の地獄を見せられている。

確率なんて関係無い神の差配の領域だだろう。

気合で絞って力を込め過ぎてプルプルしたｗ

祈りと気合いを込めて上から絞ると、すぐにフレームが現れた。

無事に勝つ事が出来て安堵のため息が漏れる。

🔴🔵🔴🔵
🔴🔵🔴

BB−PP−BB−Pと来たが、次は怪しい予感がして賭金を5000＄に下げたらバンカーでツラが切れた。

まだ負けているが少し取り戻して勝ってる様な気分なのが不思議。

この後プレイヤーが6目落ちて7目目をツラ切りしたら見事に的中🎯

プレイヤーを挟んだ後このシューで初めてバンカーが3目落ちる。

先ほどピンポイントでツラ切りに成功でツイてる！

このバンカーは伸びるんじゃない！伸ばすぞ！

根拠も無いがバンカーにBET！

4目からバンカーに賭けて

win win win win win win！

このツラは9目まで伸び、上手くBETアップで乗れプラ転した！

ツラが切れた所が、シューの最大賭金はイタいがキリ良く辞めるれる！

振り返ればスロットコーナーで頭を冷やした事で、この縦ツラまで粘れた。

キレずに我慢して良かった。

ただ最後の縦ツラは倍プッシュでもうちょい大きくイケたとちょっと反省w

まぁ後で振り返ってなら、何とでも言える。捲って勝てた事を素直に喜ぼうじゃないか！

この日に加算されたポイント

この日は360ポイント加算された。

画像こ587＄が今回の滞在の累計ポイントで、少し使った分もあるので600ポイント獲得した。

ディリーボーナスは80ポイントで打ち止めかと思ったら120ポイント達成で800＄のボーナスが貰えた様です。

ここまで打つなら食事券よりプロモーションチップを貰った方が良かったかも。

食事券1200＄であったので豪遊したが、使い切れず少し余らせてしまった。

ホールドを解除し部屋で銭の勘定をすると、バンクロールの1割くらい勝った。

約140万円負けからプラ転は凄く勝った気分だ！

冷静に考えるとランチ前より少し増えた程度だった。

この後、浮きダマオールイン勝負も悪く無いが、最後のツラが切れた時、気持ちも一緒に切れた気がするのでヤメた方が良いか？

自分の経験上、少ない勝ちを守りながら打って、勝ちが大きく増えた記憶があまり無い。

100万円持参して、50万円負けからプラ転して10万円浮いたとする

この時に、浮いた10万円で遊ぼうとか、半分になったらヤメ！って感じで打つとなるとロクな事が無い。

気持ちが守りに切り替わった瞬間、小さい勝ちを減らして終わる事が殆どで、ココから大きく勝つ事はまず無い。

下手にマイ転なんかすると、ピーク時の幻の勝ちを追いかけて取り戻しに走るので、収拾がつかなくなる。

大きく勝つ時は10万円勝ちは通過点に過ぎないので銭勘定なんてしない。

「まだまだ！」
「もっといける」
「ここは通過点」

謎の全能感に包まれ、こんな思考になっているはず。いや、ホントに勢いが有る時は、こんな事すら考えないやｗ

負けから戻して銭勘定して、気持的に守りに入ってしまった以上、浮き玉オールイン勝負は上手く行かなそうな気がする。

しかし、負けている時は、リスクを取って取り戻そうとして勝っている時は手堅く利益を確定する。

コレってプロスペクト理論の典型ですね。自分はあまりバカラが向いて無いのかもしれません。

11年前のふてぶてしい写真を見ながら、この頃のバカラの強かった自分は、もう取り戻せ無いのか？と感じてしまつ。

自分がバカラを通じて得ようとしている何かは、若い頃の勢いのあった自分自身なのかもしれない。

若さなんて今となっては、ただの幻で取り戻せる訳ないのにね。

なんかノスタルジジイみたいな事を書いちゃったｗ

俺は時給30万円の男！

翌日、送迎車の時間まで残り90分だが、MGMのタピオカミルクティーが飲みたいのでお散歩に行きます。

左手にタピオカミルクティー、右手に何故か？1万HKDのチップを握りしめてカジノを徘徊している自分が居た。

バンカーが6連続で進行が止まってる台がある。

ラッキー！と2000$賭けるが結果はプレイヤー。

ぴったりヤメたヤツは神か何かかよ！w

この後、何台か渡り歩くが全然当たらず。20分もせずに残り4枚になってた。

高いタピオカミルクティー代だな！

🔴🔵
🔴🔵

BB-PPで泊まっている台に座る。

🔴🔵🔴🔵🔴🔵🔴
🔴🔵🔴🔵🔴🔵🔴

この台は、BB–PP−BB−PP−BB−PP−BBと来て最後BBとツラが切れた。

ルックしたり6半喰らったりしたが4枚スタートから22枚に増えた！

タイを1度も挟まずにキレイなニコニコは初。

こんな罫線は、さぞ人が集まると思ったが早朝なのでギャラリーは数人程度。カードは全部自分が絞れて進行も早かった。

タピオカミルクティーを飲みに散歩に来て、40分ちょっとで勝ち金を20万上乗せできてラッキー！

俺は時給30万円の男だ！！ｗ

謎の時間給換算をする。

マカオはこういう打ち方と勝ち方が出来るから良い。

まとめ

バカラ編が非常に長くなったｗ

最後まで読んでくれた方へ

お疲れ様＆ありがとうございました。

2025年の最初のマカオ遠征を無事勝利で終える事が出来ました。

これで今年の遠征は3勝2敗1分けとなった。

勝ちが小さいのでトータルは大きく負け越している。

勝ち分の香港ドルは両替せず持ち帰ったので次回の遠征もマカオを予定するが7月8月は暑いからな。

パラダイスシティのウィニングポイントの期限が切れそうなので7月は韓国に行くかも。

今回、自分がバカラで勝負する場所は韓国じゃなくて、最低でもマカオだ！と感じました

韓国は、安い、近い、治安食事ヨシ、ディーラーの質、コンプは文句なし！

大変魅力的的な遠征先ですが、非日常感が足りない！

マカオは距離がネックですが、圧倒的な非日常空間でバカラを打つ条件も良い。

カジノが沢山あるので、歩いてホッピングがしやすいのも魅力的。

非日常感＆台選び放題でも確率も勝率や控除率が良くなる訳じゃ無いですが。

圧倒的な非日常感の中で打つからギャンブルは楽しい！

あと、マカオレベルの非日常空間だと、奇跡が起きやすい気がする。気のせいかも知れないがw

最後までお読み下さいまして、ありがとうございました！