2025年6月マカオ遠征 | バカラ打つならやっぱりマカオ!最終話

2025-06-21

マカオパリジャン

2025年6月のマカオ遠征の3部の最終回になります。

この回はバカラ編で長い&役立つ情報も無いので興味ある人だけ推奨します。

2025年6月のマカオ遠征の前編と中編は下記のリンクから読めます。

前編はコチラから

中編はコチラから

バンカーの6から3枚目引きたくないですよ!

本日までの収支は専用ルームでのバカラの収支は+2万HKD

スロットは−8000HKD
平場バカラは+3000HKD

バクチの収支は+1万5000HKDで残り時間は15時間以上。

吉野家

一見するとショボい勝ちに思えるが、円にすると約27万円。日本に帰れば、吉野家の牛丼並盛が540杯も食べられる大金である。

去年の2月のマカオ遠征、最終日前日にチョイ浮きから資金半壊になったのを思い出す。

ここで手固く利益を確定ヤメも有りだが、せっかく遠いマカオまでやって来たし、今回はなんか勝てそうな気がするので続行である。

専用ルームを覗くと、マレー系の夫妻と、前日からいる韓国の2人組がゲームをしている。韓国人の小太りとメガネをかけた2人組だが、メガネの張りが厚い。

邪魔をしない様に空いている卓をオープンして1人でゲームのを進める。

とあるゲームでバンカーにBETして絵+6で6点

プレイヤーは3から3枚目で7を引いて合計0

うひょ!愁傷様!と思ったら、ディーラーがバンカーに3枚目のカードを配る。

あぁ……バンカー6条件か

負けが無いから気楽なものよ!絞らず、カードを卓にエイ!と叩きつけると

2サイドの真ん中抜けの4が出てタイw

圧倒的に有利な状況から、プレイヤーのゼロを叩けないw

Right Caption
奥様
凄いの引いたわね・・・
Left Caption
総統
1/13だね・・・

この後、1000〜5000HKDのBETは取れるが、1万$にBETアップすると全然当たらない!

勝ち越しているのに、賭金の上げ下げがダメで負けるパターン。タイミングがズレているだけ!1万HKDで追いかけるが追うと当たらない。

2‐5‐10とダブルアップが成功したが次が

10‐10‐10と置いて3連敗。

1シュー途中で+2万HKDから一気に−5万HKDとなってしまった。

一旦席を立つべきなのか悩むが、勝率は5割以上なので続行!

この後、1日の負け上限を超えたが、最終日は「半チギリ」か、その手前まで勝負することにしている。

撤退ラインまで、あと7万HKD弱は打てる計算だが、少しイラついてる状態で、ココから5万HKD吹き飛んだら、抑えが効かずに全部行ってしまいそうではある。

しばらくルックするとBBPPBBP

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ここはプレイヤーで勝負なんじゃないか?

1発5万HKD賭けて勝てばチャラ!

11年前の君は強かった

今回、サンズのカードを再発行したら、11年前に撮影した画像がカードの裏面に印刷されていた。

我ながら酷い画像であるw

いかにも仕事をせずに、パチンコ屋に開店前から並んでそうな風体である。

ちょっと、おじさんの昔話をする。

2016年くらいまでは、カジノはラスベガス、シンガポール、マカオで打っていた。

バカラほぼ1本でバンカーにしか賭けてなかったが、めちゃくちゃ勝っていた。本気でバカラで生計立てようと思ったくらい。

ほぼルックせず、毎ゲーム賭けるからフラットBETだと勝てない。

なので賭け金に濃淡をつける。「ここ!」と思ったらドカンと置く!

ミニマム100$に対して30〜100倍の幅で賭ける。50倍が多かったと思う。

勝負BETの勝率は高かった!根拠は無いが、負ける気がしなかったw

その時は単に、上振れていたのかもしれない。でもね、今と決定的に違う事がある。

賭ける時に絶対にバンカー!だと信じて賭けてた。

「ハズレたらどうしよう」とか「次でツラが切れたらどうしよ」と1ミリも思わなかった。

恐怖で手が縮こまる事なんて無かったし、毎回バンカーだから次の手を悩まなかったのは楽で良かった。

当時、酒を飲みながら打ってたのもあるが、バカラはとにかく精神的消耗が激しくて、1日2シューくらい打ったら披露困憊でヤメていた。

その後2−3年ブランクを経て2019年からPB打ちに戻ったと思う。

自分が変わってしまったのは、2022年オカダマニラでオールインしてパンクしてから。

この時から勝負BETを置く時や、ツラを追う時に、負のイメージがチラつく様になった。

パンクが完璧にトラウマであるw

一時よりマシになったが、未だ完全に払拭出来ないでいる。

有りカネ全部を溶かすまでのパンクはしなくなったが、その分、勝ちの天井がやたら低くなった。

以前はパンクも良くしたが、パンクする以上に大きく勝てたからトータル浮いていた。

あとマニラでオカマになってから、長時間ズルズル打つようになってしまった。長く打ってツラを待つが、実際にツラが来る頃には負けが深く、大きく行けないw

バカラは太く! 短く!命懸け!で打つモノ!

細く! 長く!楽しんで打つモノでは無いと思う。

11年前の自分と、今の自分は同じ人間なのだが、バカラに関しては180度変わってしまったw

逡巡を振り切った先には

この3年間で、オカダマニラとパラダイスシティで、やられ過ぎたせいかもしれない?今は金銭的に負ける前に、気持ちが先に負けてしまっている事が多い気がする。

でも、ここはマカオだ!マニラでも韓国でもない!

勝負するなら今ここだ!と自分に言い聞かせる!

バカラは気合なのだ!

逡巡を振り切って気合を入れ、プレイヤーの枠にチップを叩きつける!

5000HKDww いやー我ながら情けないw

決まり手は忘れたが、プレイヤーがあっさりと勝利した。

このカマ野郎が!!!

でも5000HKD戻ってきたし……

まだまだ、リハビリが必要であるw

去年打った同じ卓でミラクルが起こる!

BB-PPBBPP

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次の手はバンカーでしょ!

隣でルーレットを打っていたマレー系も卓に出張してきた。

勝ち分をダブルアップしてバンカーに1万HKDをBET。最初の2枚が

プレイヤー合計1
バンカー合計2

1点勝ってるが、目くそ鼻くそ対決と似たようなもんだw

勝負は3目に持ち越しとなった。

プレイヤーの3枚目を先にオープンさせると絵札で、持ち点1が確定。確率的にはバンカーの圧倒的優勢となった。

勝ちは1〜7&10〜13の合計11枚
9で引き分け、8で負け。

13分の1の8を引かなければ良いんだ気軽なもんよ!

バンカーの3枚目は絞らずに卓に叩きつける。

現れたのは8! クローバーの8!

6条件からのタイもだが、同じシューで2度も13分の1のカードを引くかよ!しかもこの負け方、去年来た時に、この卓で起きた負けと全く一緒!完全再現w

チップをチェンジせずに鷲掴みにして席を離れる。ツイてない! これ以上やっても負けるだけだ!

勢い良くスパッと立ち上がれたのは良いが、他の台が気になる。

 

Right Caption
奥様
いま打っても負けるわよ!

奥様は冷静だ。確かに、このまま打っても負債を増やすだけだ!チップをカバンの中に雑に突っ込み、隣のハイリミットスロットエリアに移動。

スロットコーナーで頭を冷やす

販促担当の男性
販促
大丈夫?

Kenさんがスロットコーナーにやって来た。

 

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総統
やられたwスロットで少し頭を冷やすよ

スロットを打ちながらカネ勘定をする。さっきのシューの負けは5.5万HKDだが、+2万HKDから負けてるから7.5HKD負けてる気分だ。

円換算で140万円弱と実質的な最終日のこのタイミングでイタイ。

スロットの方はボーナスも引けずに、あっという間にノマれて1000HKDおかわり。確率は0じゃないがスロットで一撃140万円は難しいだろう。

たた、これはバカラで壊れない為、気を紛らわす為に打つと言い聞かす。

ゲーム数を数えて心を落ち着かせるが、台の表示数と自分のカウントが全く合わないw負けて頭に血が上がると、数を数えるという単純作業すら出来なくなる。

元々高くない知能が更に低下して、小学生が出来る事すら出来なくなっているww

こんな状態で重要な決断が出来る訳がないし、判断に間違いも起こるだろう。

ボーナスを挟んだりして打ち続けて、少し気分が落ち着いてきた。この2000HKDを入れて、今回マカオでのスロットの負けの合計が1万HKDとなった。

気分転換の遊びカネとしては少し多い気もするが、振り返るとこの2000HKDで落ち着きを取り戻せたのは良かったと思う。

思わぬ場所で日韓戦が始まる

良い感じに落ちついて来たので専用ルームに戻って空いている卓をオープンさせる。

暫くフリーで回していたら、斜め前で打っていた韓国人2人組がやって来た。2人とも旗色が悪そうで随分とチップを減らしている様子。

シューの初手はプレイヤーにBET、韓国人2人もサイドが一致した。プレイヤー5から3枚目で3サイドを引いて負けてしまった。

「アイゴー」と言いながら、韓国人の1人は他の卓へ。もうひとりのメガネの方が残る。

1勝3敗で負債がさらに増える。

3−5と負けた次の手、バンカーに1万HKDをBETする。韓国人はここでプレイヤーに残り3.5万HKDをオールイン!

謎の日韓戦がはじまるw

カードが配られる前に、自分の残りチップを確認したら「13枚」ちょい。

「これ負けると焼け野原になりそう……」心臓がドクンと波打つ。また打つ前から負けをイメージしてしまった。

「打つ時に負けること考えるバカいるかよ!」

と自分を奮い立たせる。

11年前の自分はカード絞る前に負けることなんて考えなかった!

プレイヤーの韓国人は絵+2で合計2。

オールインで勝負で2とは厳しい。

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総統
さっきはプレイヤーの1を叩けなかったんだ……油断するな・・・

バンカーに2枚のカードが配られカードの上に手を置いて一呼吸して絞りだすとアシとツノだ。

横から確認すると現れたのは

3サイド!これは激熱展開!!

下から確認すると1個消えて8は無い! もう1個消えればナチュラルで勝利確定!

ゆっくり絞ると上にマークが現れて7と、簡単には勝たせて貰えないな・・・

これでバンカーは9or10の天国か地獄

大きく息を吸い込んで、もう1枚を縦から絞る。少しずつ1ミリずつ絞る。

「2だ!絶対に2!」「影なんて出るな!」

ここまで来たらもう影は出ない!!希望が確信に変わって瞬間一気にカードを捲り上げると真ん中は抜けていた。

突然開始された謎の日韓戦はナチュラル9で勝利することができた。

バカラナチュラル

勝負所がやって来た

日韓対決の勝利から5連勝で罫線はこんな感じになった。

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罫線はバンカーとプレイヤーが交互に2回ずつ。

プレイヤーに2万HKD!賭ける

バンカーを先にオープンすると絵+絵=0。

一呼吸入れてプレイヤーのカードを絞る。相手は0だが、ナチュラルで仕留めないと何が起こるかわからない。

1枚目はフレーム1枚はツノ。

1点でも高く!と普段絞らないカードを軽く絞ると、真ん中は抜けてプレイヤーは2点。

勝負は3枚目に持ち越しとなった。まず先にバンカーの3枚目をオープンさせる!

でカードを返す時にピクチャー!と叫んだ瞬間に黒の4列が目に入って一瞬クラッとする。

「ここで引くのかよ!」

お恥ずかしいのだが恐怖のあまり、一瞬9に見えてしまった。カードの真ん中にはマークが2つある。

バンカーは3枚引いて0が確定! 負け無し!

油断すると平気で1/13の8を引くのがバカラ!ださっきは短時間で2度も引いているしな

Left Caption
総統
アシはいらない! タテかピクチャー!

手が震える金額じゃないが、気合で絞ってプルプルしてたw上から絞るとすぐにフレームが現れた。

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BB−PP−BB−Pと来たが、次は怪しいので賭金を5000$に下げたら、バンカーでツラが切れた。

まだ負けているのに、取り戻してせいで勝ってる様な気分なのが不思議。

この後プレイヤーが6目落ちて7目目をツラ切りしたら見事に的中🎯 プレイヤーを挟んだ後、このシューで初めてバンカーが3目落ちた。

先ほどピンポイントでツラ切り成功でツイてる!このバンカーは伸びんじゃなくて伸ばすぞ!!

根拠も無く、良く分からない事をブツブツと言いながらバンカーにBETする

4目からバンカーに賭けて win win win win win win!

このツラは9目まで伸びて上手くBETアップして乗れてプラ転した!

ツラが切れた所が最大賭金なのはイタイがキリ良く辞める!

振り返るとスロットコーナーで頭を冷やした事&日韓対決の勝利のお陰で、この縦ツラまで粘れた。

キレずに我慢して良かった。

最後の縦ツラは倍プッシュで大きくイケよ! とちょっと反省w

まぁ、後で振り返りゃ何とでも言えるよね。捲って勝った事を喜ぼうじゃないか!

この日に加算されたポイント

リスボアパレスポイント

最後のシューは5枚〜20枚で打っていたせいか?最終的に360ポイント加算された。

画像の587$が今回の滞在の累計ポイント。少し使った分もあるので600位だったと思う

ディリーボーナスは80ポイントで打ち止めとだと思ったら、120ポイント達成で800$のボーナスがあったようで、アクティベートし忘れて損した!

もしリスボアパレスでキャッシュでプレイするときは、朝の5時59分までに特典のアクティベートを忘れずに。

マカオリスボア食事

リスボア食事券が1200$残っているので、レストランで食事をしたが60$ほど余らせてしまった。

ホールドを解除してホテルに戻って銭の勘定をすると、バンクロールの1割くらい勝った。

−140万円くらいの負けからプラ転なので、凄く勝った気分だが、ロブションにランチに行く前より少し増えたくらい。

明日の朝起きたら浮きダマオールイン勝負も悪く無いが、最後のツラが切れた時、気持ちも一緒に切れた様な気もするので、ヤメた方が良さそう。

自分の経験上ですが、ギャンブルで少ない勝ちを守りながら打って、勝ちが大きく増えた事はほとんどありません。

例えば、100万円持参で、50万円負けからプラ転して、10万円くらい浮いた時に。この浮いた10万円で遊ぼうとか、105万円まで減ったらヤメようとか思う事あるじゃないですか?

一旦気持ちが、こうなってから打つと、小さい勝ちを減らして終わりが、ほとんど。下手するとまたマイ転して収拾つかなくなったりしません?

勝ちを伸ばせる時や、大きく勝つ時って、110万円は勝ちじゃなくて通過点に過ぎないから、銭勘定なんてしない。

「まだまだ!」
「もっといける」
「ここは通過点」

謎の全能感に包まれながら、こんな思考になっているハズ。いやホントに勢いが有る時って、こんな事すら考えないやw

とにかく1度でも銭勘定して、気持ちが守りに入ってしまった状態で、浮き玉オールイン勝負は上手く行かない事が多いので、避けた方が良いと思われます。

プロスペクト理論

しかし負けている時は、リスクを取って取り戻そうとして、勝っている時は手堅く利益を確定する。

コレってプロスペクト理論の典型ですな。正直自分はバカラ向いて無いのかもしれませんな。

11年前の、ふてぶてしい写真を見ながら、この頃のバカラの強かった自分は、もう取り戻せ無いなと感じる。

自分がバカラを通じて得ようとしているモノは、

若い頃の勢いのあった自分自身なのかもしれない。

そんなもの、今となってはただの幻で取り戻せる訳ないのにね。

なんか、ノスタルジジイみたいな事を書いちゃいましたねw

俺は時給30万円の男!

朝食と荷造りを終えて時間は9時前。送迎車は10時30分。タピオカミルクティーが飲みたいのでMGMへお散歩にいくw

1万HKDをチップに変え、タピオカミルクティー片手に好きな罫線を求めてウロウロする。

バンカーが6連続で進行が止まってる台がある。2000賭けるが結果はプレイヤー。ぴったりヤメたヤツは神か何かかよw

この後、何台か渡り歩くが全然当たらず、20分もせずに残り4枚になってしまった。

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BB-PPで泊まっている台に座る。

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この台は、BBPPBBPPBBPPBBと来て最後BBとツラが切れた。

ルックしたり6半喰らったりしたが、4枚スタートから22枚に増えた!タイを1度も挟まずにキレイなニコニコは初です。

こんな罫線だらさぞ人が集まると思ったら、早朝なのでギャラリーは数人で全部自分が絞って進行は早かった。

タピオカミルクティーを飲みに来て、40分ちょっとで勝ち金を20万上乗せできてラッキーでしたわ。

俺は時給30万円の男だ!!w

マカオはカジノを渡り歩いてこういう打ち方が出来るから好きだ。

まとめ

マカオの風景

バカラ編が非常に長くなったw

最後まで読んでくれた方は、お疲れ様&ありがとうございました。

2025年の1回目のマカオ遠征は無事勝利で終える事が出来た。

これで今年の遠征は3勝2敗1分けとなったが、勝ちが小さいのでトータルはまだ負け越している。

勝ち分の香港ドルは両替せず持ち帰ったので、次回の遠征はマカオを予定。

ただ7月8月は暑いのと、パラダイスシティのウィニングポイントの期限が切れそうなので、7月は韓国に行く予定。

今回、感じたが自分がバカラで勝負する場所は韓国じゃない、最低でもマカオだ!

韓国は、航空券、近さ、治安、食事、ディーラーの質、パラダイスシティのサービスは文句なし!日帰りで行けちゃうのは魅了!

マカオは直行便や香港経由の手間はあるが、圧倒的な非日常空間で、圧倒的なテーブル数から選択出来て、カジノホッピングがしやすい。

非日常感&台を選び放題でも

確率も勝率も控除率も変わらないが

圧倒的な非日常感の中で打つギャンブルは楽しい

マカオくらいの非日常な空間だと、奇跡が起きやすい気もするw

最後までお読み下さいましてありがとうございました!

ブログの管理人:総統

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バカラが上手くなりたい中年おじさん。奥様とカジノ旅行が趣味。

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