2025年6月マカオ遠征 | バカラ打つならやっぱりマカオ!最終話
2025年6月のマカオ遠征の3部の最終回になります。
この回はバカラ編で長い&役立つ情報も無いので興味ある人だけ推奨します。
2025年6月のマカオ遠征の前編と中編は下記のリンクから読めます。
バンカーの6から3枚目引きたくないですよ!
本日までの収支は専用ルームでのバカラの収支は+2万HKD
スロットは−8000HKD
平場バカラは+3000HKD
バクチの収支は+1万5000HKDで残り時間は15時間以上。
一見するとショボい勝ちに思えるが、円にすると約27万円。日本に帰れば、吉野家の牛丼並盛が540杯も食べられる大金である。
去年の2月のマカオ遠征、最終日前日にチョイ浮きから資金半壊になったのを思い出す。
ここで手固く利益を確定ヤメも有りだが、せっかく遠いマカオまでやって来たし、今回はなんか勝てそうな気がするので続行である。
専用ルームを覗くと、マレー系の夫妻と、前日からいる韓国の2人組がゲームをしている。韓国人の小太りとメガネをかけた2人組だが、メガネの張りが厚い。
邪魔をしない様に空いている卓をオープンして1人でゲームのを進める。
とあるゲームでバンカーにBETして絵+6で6点
プレイヤーは3から3枚目で7を引いて合計0
うひょ!愁傷様!と思ったら、ディーラーがバンカーに3枚目のカードを配る。
あぁ……バンカー6条件か
負けが無いから気楽なものよ!絞らず、カードを卓にエイ!と叩きつけると
2サイドの真ん中抜けの4が出てタイw
圧倒的に有利な状況から、プレイヤーのゼロを叩けないw


この後、1000〜5000HKDのBETは取れるが、1万$にBETアップすると全然当たらない!
勝ち越しているのに、賭金の上げ下げがダメで負けるパターン。タイミングがズレているだけ!1万HKDで追いかけるが追うと当たらない。
2‐5‐10とダブルアップが成功したが次が
10‐10‐10と置いて3連敗。
1シュー途中で+2万HKDから一気に−5万HKDとなってしまった。
一旦席を立つべきなのか悩むが、勝率は5割以上なので続行!
この後、1日の負け上限を超えたが、最終日は「半チギリ」か、その手前まで勝負することにしている。
撤退ラインまで、あと7万HKD弱は打てる計算だが、少しイラついてる状態で、ココから5万HKD吹き飛んだら、抑えが効かずに全部行ってしまいそうではある。
しばらくルックするとBB–PP‐BB–P
🔴🔵🔴🔵
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ここはプレイヤーで勝負なんじゃないか?
1発5万HKD賭けて勝てばチャラ!
11年前の君は強かった
今回、サンズのカードを再発行したら、11年前に撮影した画像がカードの裏面に印刷されていた。
我ながら酷い画像であるw
いかにも仕事をせずに、パチンコ屋に開店前から並んでそうな風体である。
ちょっと、おじさんの昔話をする。
2016年くらいまでは、カジノはラスベガス、シンガポール、マカオで打っていた。
バカラほぼ1本でバンカーにしか賭けてなかったが、めちゃくちゃ勝っていた。本気でバカラで生計立てようと思ったくらい。
ほぼルックせず、毎ゲーム賭けるからフラットBETだと勝てない。
なので賭け金に濃淡をつける。「ここ!」と思ったらドカンと置く!
ミニマム100$に対して30〜100倍の幅で賭ける。50倍が多かったと思う。
勝負BETの勝率は高かった!根拠は無いが、負ける気がしなかったw
その時は単に、上振れていたのかもしれない。でもね、今と決定的に違う事がある。
賭ける時に絶対にバンカー!だと信じて賭けてた。
「ハズレたらどうしよう」とか「次でツラが切れたらどうしよ」と1ミリも思わなかった。
恐怖で手が縮こまる事なんて無かったし、毎回バンカーだから次の手を悩まなかったのは楽で良かった。
当時、酒を飲みながら打ってたのもあるが、バカラはとにかく精神的消耗が激しくて、1日2シューくらい打ったら披露困憊でヤメていた。
その後2−3年ブランクを経て2019年からPB打ちに戻ったと思う。
自分が変わってしまったのは、2022年オカダマニラでオールインしてパンクしてから。
この時から勝負BETを置く時や、ツラを追う時に、負のイメージがチラつく様になった。
パンクが完璧にトラウマであるw
一時よりマシになったが、未だ完全に払拭出来ないでいる。
有りカネ全部を溶かすまでのパンクはしなくなったが、その分、勝ちの天井がやたら低くなった。
以前はパンクも良くしたが、パンクする以上に大きく勝てたからトータル浮いていた。
あとマニラでオカマになってから、長時間ズルズル打つようになってしまった。長く打ってツラを待つが、実際にツラが来る頃には負けが深く、大きく行けないw
バカラは太く! 短く!命懸け!で打つモノ!
細く! 長く!楽しんで打つモノでは無いと思う。
11年前の自分と、今の自分は同じ人間なのだが、バカラに関しては180度変わってしまったw
逡巡を振り切った先には
この3年間で、オカダマニラとパラダイスシティで、やられ過ぎたせいかもしれない?今は金銭的に負ける前に、気持ちが先に負けてしまっている事が多い気がする。
でも、ここはマカオだ!マニラでも韓国でもない!
勝負するなら今ここだ!と自分に言い聞かせる!
バカラは気合なのだ!
逡巡を振り切って気合を入れ、プレイヤーの枠にチップを叩きつける!
5000HKDww いやー我ながら情けないw
決まり手は忘れたが、プレイヤーがあっさりと勝利した。
このカマ野郎が!!!
でも5000HKD戻ってきたし……
まだまだ、リハビリが必要であるw
去年打った同じ卓でミラクルが起こる!
BB-PP‐BB–PP
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次の手はバンカーでしょ!
隣でルーレットを打っていたマレー系も卓に出張してきた。
勝ち分をダブルアップしてバンカーに1万HKDをBET。最初の2枚が
プレイヤー合計1
バンカー合計2
1点勝ってるが、目くそ鼻くそ対決と似たようなもんだw
勝負は3目に持ち越しとなった。
プレイヤーの3枚目を先にオープンさせると絵札で、持ち点1が確定。確率的にはバンカーの圧倒的優勢となった。
勝ちは1〜7&10〜13の合計11枚
9で引き分け、8で負け。
13分の1の8を引かなければ良いんだ気軽なもんよ!
バンカーの3枚目は絞らずに卓に叩きつける。
現れたのは8! クローバーの8!
6条件からのタイもだが、同じシューで2度も13分の1のカードを引くかよ!しかもこの負け方、去年来た時に、この卓で起きた負けと全く一緒!完全再現w
チップをチェンジせずに鷲掴みにして席を離れる。ツイてない! これ以上やっても負けるだけだ!
勢い良くスパッと立ち上がれたのは良いが、他の台が気になる。

奥様は冷静だ。確かに、このまま打っても負債を増やすだけだ!チップをカバンの中に雑に突っ込み、隣のハイリミットスロットエリアに移動。
スロットコーナーで頭を冷やす

Kenさんがスロットコーナーにやって来た。

スロットを打ちながらカネ勘定をする。さっきのシューの負けは5.5万HKDだが、+2万HKDから負けてるから7.5HKD負けてる気分だ。
円換算で140万円弱と実質的な最終日のこのタイミングでイタイ。
スロットの方はボーナスも引けずに、あっという間にノマれて1000HKDおかわり。確率は0じゃないがスロットで一撃140万円は難しいだろう。
たた、これはバカラで壊れない為、気を紛らわす為に打つと言い聞かす。
ゲーム数を数えて心を落ち着かせるが、台の表示数と自分のカウントが全く合わないw負けて頭に血が上がると、数を数えるという単純作業すら出来なくなる。
元々高くない知能が更に低下して、小学生が出来る事すら出来なくなっているww
こんな状態で重要な決断が出来る訳がないし、判断に間違いも起こるだろう。
ボーナスを挟んだりして打ち続けて、少し気分が落ち着いてきた。この2000HKDを入れて、今回マカオでのスロットの負けの合計が1万HKDとなった。
気分転換の遊びカネとしては少し多い気もするが、振り返るとこの2000HKDで落ち着きを取り戻せたのは良かったと思う。
思わぬ場所で日韓戦が始まる
良い感じに落ちついて来たので専用ルームに戻って空いている卓をオープンさせる。
暫くフリーで回していたら、斜め前で打っていた韓国人2人組がやって来た。2人とも旗色が悪そうで随分とチップを減らしている様子。
シューの初手はプレイヤーにBET、韓国人2人もサイドが一致した。プレイヤー5から3枚目で3サイドを引いて負けてしまった。
「アイゴー」と言いながら、韓国人の1人は他の卓へ。もうひとりのメガネの方が残る。
1勝3敗で負債がさらに増える。
3−5と負けた次の手、バンカーに1万HKDをBETする。韓国人はここでプレイヤーに残り3.5万HKDをオールイン!
謎の日韓戦がはじまるw
カードが配られる前に、自分の残りチップを確認したら「13枚」ちょい。
「これ負けると焼け野原になりそう……」心臓がドクンと波打つ。また打つ前から負けをイメージしてしまった。
「打つ時に負けること考えるバカいるかよ!」
と自分を奮い立たせる。
11年前の自分はカード絞る前に負けることなんて考えなかった!
プレイヤーの韓国人は絵+2で合計2。
オールインで勝負で2とは厳しい。

バンカーに2枚のカードが配られカードの上に手を置いて一呼吸して絞りだすとアシとツノだ。
横から確認すると現れたのは
3サイド!これは激熱展開!!
下から確認すると1個消えて8は無い! もう1個消えればナチュラルで勝利確定!
ゆっくり絞ると上にマークが現れて7と、簡単には勝たせて貰えないな・・・
これでバンカーは9or10の天国か地獄
大きく息を吸い込んで、もう1枚を縦から絞る。少しずつ1ミリずつ絞る。
「2だ!絶対に2!」「影なんて出るな!」
ここまで来たらもう影は出ない!!希望が確信に変わって瞬間一気にカードを捲り上げると真ん中は抜けていた。
突然開始された謎の日韓戦はナチュラル9で勝利することができた。
勝負所がやって来た
日韓対決の勝利から5連勝で罫線はこんな感じになった。
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罫線はバンカーとプレイヤーが交互に2回ずつ。
プレイヤーに2万HKD!賭ける
バンカーを先にオープンすると絵+絵=0。
一呼吸入れてプレイヤーのカードを絞る。相手は0だが、ナチュラルで仕留めないと何が起こるかわからない。
1枚目はフレーム1枚はツノ。
1点でも高く!と普段絞らないカードを軽く絞ると、真ん中は抜けてプレイヤーは2点。
勝負は3枚目に持ち越しとなった。まず先にバンカーの3枚目をオープンさせる!
でカードを返す時にピクチャー!と叫んだ瞬間に黒の4列が目に入って一瞬クラッとする。
「ここで引くのかよ!」
お恥ずかしいのだが恐怖のあまり、一瞬9に見えてしまった。カードの真ん中にはマークが2つある。
バンカーは3枚引いて0が確定! 負け無し!
油断すると平気で1/13の8を引くのがバカラ!ださっきは短時間で2度も引いているしな

手が震える金額じゃないが、気合で絞ってプルプルしてたw上から絞るとすぐにフレームが現れた。
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BB−PP−BB−Pと来たが、次は怪しいので賭金を5000$に下げたら、バンカーでツラが切れた。
まだ負けているのに、取り戻してせいで勝ってる様な気分なのが不思議。
この後プレイヤーが6目落ちて7目目をツラ切りしたら見事に的中🎯 プレイヤーを挟んだ後、このシューで初めてバンカーが3目落ちた。
先ほどピンポイントでツラ切り成功でツイてる!このバンカーは伸びんじゃなくて伸ばすぞ!!
根拠も無く、良く分からない事をブツブツと言いながらバンカーにBETする
4目からバンカーに賭けて win win win win win win!
このツラは9目まで伸びて上手くBETアップして乗れてプラ転した!
ツラが切れた所が最大賭金なのはイタイがキリ良く辞める!
振り返るとスロットコーナーで頭を冷やした事&日韓対決の勝利のお陰で、この縦ツラまで粘れた。
キレずに我慢して良かった。
最後の縦ツラは倍プッシュで大きくイケよ! とちょっと反省w
まぁ、後で振り返りゃ何とでも言えるよね。捲って勝った事を喜ぼうじゃないか!
この日に加算されたポイント
最後のシューは5枚〜20枚で打っていたせいか?最終的に360ポイント加算された。
画像の587$が今回の滞在の累計ポイント。少し使った分もあるので600位だったと思う
ディリーボーナスは80ポイントで打ち止めとだと思ったら、120ポイント達成で800$のボーナスがあったようで、アクティベートし忘れて損した!
もしリスボアパレスでキャッシュでプレイするときは、朝の5時59分までに特典のアクティベートを忘れずに。
リスボア食事券が1200$残っているので、レストランで食事をしたが60$ほど余らせてしまった。
ホールドを解除してホテルに戻って銭の勘定をすると、バンクロールの1割くらい勝った。
−140万円くらいの負けからプラ転なので、凄く勝った気分だが、ロブションにランチに行く前より少し増えたくらい。
明日の朝起きたら浮きダマオールイン勝負も悪く無いが、最後のツラが切れた時、気持ちも一緒に切れた様な気もするので、ヤメた方が良さそう。
自分の経験上ですが、ギャンブルで少ない勝ちを守りながら打って、勝ちが大きく増えた事はほとんどありません。
例えば、100万円持参で、50万円負けからプラ転して、10万円くらい浮いた時に。この浮いた10万円で遊ぼうとか、105万円まで減ったらヤメようとか思う事あるじゃないですか?
一旦気持ちが、こうなってから打つと、小さい勝ちを減らして終わりが、ほとんど。下手するとまたマイ転して収拾つかなくなったりしません?
勝ちを伸ばせる時や、大きく勝つ時って、110万円は勝ちじゃなくて通過点に過ぎないから、銭勘定なんてしない。
「まだまだ!」
「もっといける」
「ここは通過点」
謎の全能感に包まれながら、こんな思考になっているハズ。いやホントに勢いが有る時って、こんな事すら考えないやw
とにかく1度でも銭勘定して、気持ちが守りに入ってしまった状態で、浮き玉オールイン勝負は上手く行かない事が多いので、避けた方が良いと思われます。
しかし負けている時は、リスクを取って取り戻そうとして、勝っている時は手堅く利益を確定する。
コレってプロスペクト理論の典型ですな。正直自分はバカラ向いて無いのかもしれませんな。
11年前の、ふてぶてしい写真を見ながら、この頃のバカラの強かった自分は、もう取り戻せ無いなと感じる。
自分がバカラを通じて得ようとしているモノは、
若い頃の勢いのあった自分自身なのかもしれない。
そんなもの、今となってはただの幻で取り戻せる訳ないのにね。
なんか、ノスタルジジイみたいな事を書いちゃいましたねw
俺は時給30万円の男!
朝食と荷造りを終えて時間は9時前。送迎車は10時30分。タピオカミルクティーが飲みたいのでMGMへお散歩にいくw
1万HKDをチップに変え、タピオカミルクティー片手に好きな罫線を求めてウロウロする。
バンカーが6連続で進行が止まってる台がある。2000賭けるが結果はプレイヤー。ぴったりヤメたヤツは神か何かかよw
この後、何台か渡り歩くが全然当たらず、20分もせずに残り4枚になってしまった。
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BB-PPで泊まっている台に座る。
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この台は、BB–PP−BB−PP−BB−PP−BBと来て最後BBとツラが切れた。
ルックしたり6半喰らったりしたが、4枚スタートから22枚に増えた!タイを1度も挟まずにキレイなニコニコは初です。
こんな罫線だらさぞ人が集まると思ったら、早朝なのでギャラリーは数人で全部自分が絞って進行は早かった。
タピオカミルクティーを飲みに来て、40分ちょっとで勝ち金を20万上乗せできてラッキーでしたわ。
俺は時給30万円の男だ!!w
マカオはカジノを渡り歩いてこういう打ち方が出来るから好きだ。
まとめ
バカラ編が非常に長くなったw
最後まで読んでくれた方は、お疲れ様&ありがとうございました。
2025年の1回目のマカオ遠征は無事勝利で終える事が出来た。
これで今年の遠征は3勝2敗1分けとなったが、勝ちが小さいのでトータルはまだ負け越している。
勝ち分の香港ドルは両替せず持ち帰ったので、次回の遠征はマカオを予定。
ただ7月8月は暑いのと、パラダイスシティのウィニングポイントの期限が切れそうなので、7月は韓国に行く予定。
今回、感じたが自分がバカラで勝負する場所は韓国じゃない、最低でもマカオだ!
韓国は、航空券、近さ、治安、食事、ディーラーの質、パラダイスシティのサービスは文句なし!日帰りで行けちゃうのは魅了!
マカオは直行便や香港経由の手間はあるが、圧倒的な非日常空間で、圧倒的なテーブル数から選択出来て、カジノホッピングがしやすい。
非日常感&台を選び放題でも
確率も勝率も控除率も変わらないが
圧倒的な非日常感の中で打つギャンブルは楽しい
マカオくらいの非日常な空間だと、奇跡が起きやすい気もするw
最後までお読み下さいましてありがとうございました!